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2024.6.15 07:00ゴー宣道場

自動車「型式指定」認証不正とは?

ゴー宣ジャーナリスト 焙煎珈琲です。

「自動車「型式指定」認証不正とは?」

私はテレビニュースを見ないのですが、毎日18:50からNHKFMラジオのニュースを聞いています。
そんな中6月の頭の週に連日最初に報道されていたのが
トヨタ本社に立ち入り検査「型式指定」認証不正
「型式指定」認証不正って何?わからないですよね。
詳しくわかりやすい説明をしてくれたのが
トヨタなど5社の認証不正 評論家・国沢光宏さん


今回トヨタをはじめ各社は国より厳しい基準で検査しているので安全性に問題はない、と主張しています。
この放送で例に出されているのがトヨタの「後ろからの衝突実験」。
国が定める規定では1100Kgのものがぶつかった場合に車体が耐えられるのかを調べます。
しかしトヨタは1800Kgで試験をしてクリアをした。
認証には時間がかかるから1100Kgでやらなければいけないところを1800Kgのデータを出した。
より厳しい試験をしているのに「国交省のルール」に沿っていなかったら不正・改ざんということになります、と。

そして不正が多発するわけはダブルスタンダードを作り出した国交省認証の遅さ。
申請してから認証が出るまでに1年近く掛かってしまうからその間にライバルに出し抜かれる可能性が。
開発・製造現場は大急ぎで仕事をしているのです。
それなのに記者会見の質問で「私はあまりクルマに詳しくないんですけど」と言って質問する記者の書く記事を正義の味方ぶってなんという企業モラルの崩壊!政治もひどいし子供たちにあわせる顔がありません!なんて大げさに騒いでいましたが、認証された車の安全性に問題はないのです。
弁護士JPニュースも「現状の自動車認定制度を改善すべきだ」という「声」を取り上げています。

すると今度は「国連基準」も満たさず  という報道が。
これもすかさず国沢さんが国交省の主張が全て正しいとする一部メディアやトヨタ嫌いの強引なバッシングが続くとぶった切り。
昨年に認証不正が発覚したダイハツは4月下旬からフル生産に戻ったのに5月の登録台数は昨年5月の半分という状態に陥っています。
メディアの煽りの大げささが原因の一端です。

しかしスズキにも立ち入り検査「型式指定」認証不正だけは5社の不正内容で唯一不安が残ると国沢さんは言います。
このスズキ株式会社私が平成元年度新卒で入社した会社です(平成6年、阪神大震災の直前に退職)。


↑新入社員に配られた冊子。
まだ会社名は「鈴木自動車工業」でした。

令和6年5月30日、私の数少ないお気に入りのテレビ番組
魔改造の夜 – NHKに「スズキ株式会社」が出演していました。
見事1位だったのですが先の報道が先にあったら放映されなかったのではないでしょうか・・・
今後の報道にも注目していきます。

その他気になった記事。
ドイツ「エネルギー転換」の深すぎる闇
ドイツのエネルギー政策は不安なようです。
”水素エンジン”GRカローラが24時間耐久レースを完走!
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水素社会実現できたらよいですが。

 

プロフィール

東京都新宿区の直火式珈琲焙煎士兼販売店オーナー。
学生時代はほぼ昭和で平成元年社会人デビュー。
大手自動車メーカーに就職したのに6年で退職。
その後派遣を含めあちこち転職し続けて20年。
平成10年12月に脱サラしてようやく念願の独立。
趣味、というよりなくてはならないものが漫画。
草野球試合中にバットで殴られた事件で門下生に。

 


 

スペシャルイベント「愛子さましか勝たん!」を盛り上げるため、皇統問題を特に重視していますが、他のニュースへの注目を弱めるわけにはいきません。
特にこの問題など、マスコミが「大本営発表」しかしていないようで、テレビや新聞のニュースとは全然違う事情があるようです。
こんな調子だから、マスコミ報道は常に疑っていなければならないわけです。コロナでもそうだったし、他ならぬ皇統問題でもそうなのですが。
この問題、続報にも注意しておきたいと思います。

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